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Anji Golf Academy安齋プロの日々のつぶやきです。


by anjigolf

イチロー選手の対談

昨夜、夕食を摂りながらニュースステーションを見ていたところ…
スポーツニュースの後、イチロー選手と稲葉氏の対談がありました。
(対談というよりはイチロー選手のインタビュー的なもの)


先ずは遠投の話。
『野球の練習での遠投時、遠くにボールを投げる為にテークバックで左肩を上方向へ傾ける選手がいますが…
基本、肩は水平回転。』

[ゴルフスイングと一緒!]


『同じ投げるでもピッチャーの様に近くに強い球を投げる事と遠くに投げる事は全然違う。』

以前、メジャーのマウンドで登板したイチロー選手。
ピッチャーをやってみて、使う筋肉が全然違うと実感したそうです。
毎日ボールを投げてる超一流選手でも(だからこそ?)大きな違いを実感するもの?
野球では遠くに投げる事と近くに投げる事を両立させる必要があるとの事。

[ゴルフのドライバーショットとアプローチショットを両立させる事と一緒だ!]



更に話は続き…

『最近はウエート(トレーニング)で身体をデカくする選手が増えた。』

イチロー選手の経験からするとナンセンス。

『骨格や腱は変わらないのに筋肉だけデカくする。筋肉が邪魔になりスイングスピードが落ちる。体重増加により当然膝などに故障が出る。』

イチロー選手も6〜7年の間、オフの間にウエートをやって身体を大きくしていた時期があったそうです。

『筋肥大した身体は重く、春先には結果が出ない。シーズンに入るとオフ程はトレーニングの時間が取れず、夏場にかけて徐々に痩せていく。
無駄な筋肉が削がれた夏場にスイングスピードが上がり調子が戻る。
自分本来のバランスを保つ事が大事!
気付くのに6〜7年。
遠回りしたようでも、その時間は無駄ではなかった。』
『案外、遠回りしてる自分は嫌いじゃない。当然、遠回りしようとしてるわけではない。結果が遠回りしただけ。遠回りした事によって深みが出る。仮に完璧な理論があって最短で上達しても面白味が薄い。』

『現代は情報が多過ぎて何を信じていいかわからない。例えば、肩の力を抜けって言われても抜けるもんじゃない。膝の力を抜けば肩の力が抜けるとかあるじゃないですか?』

『肩甲骨や骨盤の動きが大事!要は人体の事を知る事が大事。』



★失敗があるから今の自分があり、上達の方向が見える。方向性がわかり、それが確立される。

行き着く処は…
やはり肩甲骨と股関節か(*^^*)


練習時の失敗の重要性。
(自己確認の為に重要)


肩甲骨の使い方
骨盤(股関節)の使い方
肩は水平回転
失敗の重要性

うーん…

モロにAnji理論だ( ̄◇ ̄;)


大変興味深い対談でした。



思えば、私がインターサーチにお世話になる切っ掛けになったのもKS野球塾塾長、北村俊介さんとの出会いでした。
初めて出会ったその日にゴルフ練習場でゴルフと野球談義を数時間。
ゴルフと野球の共通点をずっと話してました。

ある意味、人生の転機でした。

プロ野球経験者との会話は非常に面白いです。



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安齋隆文




by anjigolf | 2016-03-17 18:11 | ゴルフ