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Anji Golf Academy安齋プロの日々のつぶやきです。


by anjigolf

センス

一般的にセンスと言うと運動神経が大きく左右すると思われがちですが、果たしてそうでしょうか?

昔の話になりますが、王貞治氏が世界のホームラン王になる前に三振王と呼ばれていた巨人入団3年目までの話で師匠の荒川さんが、語っていた事ですが、王氏の早実の先輩である榎本喜八氏との比較話です。

王、榎本両氏を指導していた荒川氏が王氏の伸び悩みを合気道の師匠のところに相談に来ました。
話をしたところ…

師匠『頭が良いのはどっちだ?』

荒川氏『王です。』

師匠『身体が良いのはどっちだ?』

荒川氏『王です。』

師匠『バカもん!頭が良くて身体も良いならお前の指導が間違ってるんだ!』

と怒鳴られたそうです。
まあ、当たり前と言えば当たり前(~_~;)
それから始まったのが世界の一本足打法。
遊びにかけては超一流だった王氏。夜の銀座は欠かした事はなかったそうです。

荒川氏『随分遊びが上手くなったんだって?』

王氏『はい!銀座は欠かした事がありません!』

荒川氏『遊びは一流になったようだが、野球は全然ダメだ!3年間遊びまくったから今度は3年間野球に打ち込んでみろ!』

王氏『はい。わかりました。』

古き良き時代ですよね(o^^o)
遊びに関しても野球に関しても誰も成功例がなかった一本足打法にしても、王氏の一貫性や集中力にセンスがあったのではないでしょうか?
プロの世界の超一流の話ですが、KS野球塾のブログに小久保選手の記事が載っています。
いずれも超一流の選手の話ですが、他の選手の事は羨ましいと言う思いもある中、自分に出来る一貫した継続性には自信を持って臨んでいるのは間違いないのだと思います。(王氏は長嶋氏の事を羨ましく感じていたと聞いています)

練習の裏付けがあって自信を持って試合に臨める!

比較対象がライバルなら、ライバル以上の事をやれば、時間を掛ければ必ず追いつけるでしょうが、ライバルが自分以上の事をやっていれば離されるばかりです。皆さんにとってゴルフは趣味や楽しみ!そこまでやる必要があるのかないのかは自問自答して下さい。
しかし、気持ちが揺れ動くのは上達の妨げになるので、出来る範囲内か範囲外かは指導を受けているプロに相談しても良いのではないでしょうか?


書いたのは一例で、日本のトップを張ったゴルフプロも運動オンチで有名な人もいます。
でも、トップを張った時代があります。
その人の特徴は《バカの一つ覚え》!
同じ練習をずっと続けられる才能!

これも立派な才能!センスです‼


今、自分に出来る事を思い直してみて下さい(^_−)−☆

貴方にも立派な才能、センスがあるはずです(*☻-☻*)
by anjigolf | 2012-09-23 18:31 | ゴルフ